ロンドンで古着を調べていると必ず聞く「ポートベロー」の名前。おそらく知っている人もおおいのでは？イギリスは沢山のマーケットが出ることでも有名ですが、ロンドンならではの古着マーケットも存在します。おそらく一番有名なのが今から紹介するポートベローマーケット。古着だけでなくアンティーク市（骨董市）もでるのでとても楽しいですよ！
そしてポートベローのあたりはある映画の舞台となっているので有名。それが「ノッティングヒルの恋人」あー私も高校生の時にどハマりしてみました。あの時代はヒューグラントが世界で一番好きでした。笑
この映画でヒューグラントが働いている本屋さんが、まさにポートベロー通りのすぐ近くにあるのです。そのためノッティングヒルの恋人に関連するお土産もよく見かけます。
↓本屋さんの場所はこちら
さて、前置きが長くなりましたが、古着マーケットのレビューしていきます。おまけで骨董市の写真も載せているのでぜひ最後までご覧ください。
さくっとまとめ
マーケットを簡単にまとめるとこんな感じ
| 広さ | ヴィンテージエリアは一部 区画で分かれていて１区画は大体６畳くらい 店舗数はそこまで多くなく大体20店舗前後かと |
| カテゴリー | ヨーロッパクラシック、ガーリー、ミリタリーなど幅広い |
| 全体的な商品の質 | |
| 値段 | £20〜300 |
| メンズ／レディース／キッズ | ◎／◎／× |
| 古着の製造国 | イギリス製、ヨーロッパ製が多い。 |
| デニムの取り扱い | ◎ |
| 小物 | ベルト、ブローチやアクセサリー、時計あり アンティークマーケットの一部なので小物は多め。 靴や鞄は少なめ |
| 取り扱いブランド | バーバリー、プラダ、リーバイス、トミーヒルフィガー |
| オリジナルブランド | × |
| ハイブランド | ○ |
| 更衣室 | × |
店舗によって取り扱いはかなり違うけど、ファストファッションの古着を売っているお店はなく、どこもかなりクラシックなヴィンテージの取り扱いなので、みていて楽しい！
ポートベローの行き方
私が行った時の方法はこちら！
まず行き方ですが、私はバスでWestbourne Park Stationから徒歩でいきました。（徒歩約10分）
駅周辺はこんな感じ↓
左にあるホテル（The quiet night inn)の左側の道をひたすらまっすぐ進んでいけば着きます。
賑やかなポートベロー通りについたら右へ曲がると、この橋があります。この橋を越えるとヴィンテージ古着マーケットの始まり。逆方向の左へ曲がり進んでいくとそちらは骨董市となります。
ポートベローヴィンテージマーケットの入り口
この看板の左側にヴィンテージの古着達が広がっています。
実際のレビュー
この白いテント内がヴィンテージマーケット。そこまで広大なエリアではないので、思ったよりもさくっと見れました。
こんな感じでお店が区画ごとにひしめき合っているのですが写真右側に見えるトレンチコートのように、バーバリーやアクアスキュータムなどのブランドもお手頃価格で置いてありました。
↓こちらのゴージャスなアクアスキュータムのコートは£250と定価と比べるとかなりお買い得。状態もかなり良いですし、中はパフ素材になっていて、あったかそう。
↓ここはバーバリーコーナーで大体£300でヴィンテージバーバリーのとれんちコートが手に入ります。基本的にベーシックなベージュのトレンチが多かったので、かなり使えると思います。
ここはセールをしていて、しっかりしたメンズのジャケットが£35〜。かなりお買い得。このウールのジャケットって意外と暖かくて、ロンドンくらいの寒さなら十分に防寒として使えるので重宝します。
こちらのセーターのセクションとっても可愛かったのです。お値段もなんと驚愕の£5！シーズンが終わるってことも関係しているのか謎ですが（古着の場合流行り廃りはないからそこまでシーズンセールは関係なさそう）ここはかなり安いコーナーでした。
こんな感じでかなり品よく厳選されたもの達が並ぶお店が多く、本当にセンス良し！
アンティークジュエリー好きにはたまらないマーケット。こんな感じのお店はかなり出店されていて、古着のほうではなく骨董市の方にも沢山でているので、両側をみるのをおすすめします。
ヴィンテージジュエリーは値段も高くないので、気に入ったら即買い。こん写真のお店も下の段のネックレスは全て£8となっています。かなりお買い得。中には安っぽそうなものもあるので、そこは見極めが必要ですが。
アンティークマーケットもちらみせ（骨董市）
先程行き方のところでお話ししたように、左側（南側）に進んでいくと骨董市があります。元々骨董屋さんの並ぶ通りなのですが、金曜日と土曜日いいくとさらにアンティークの出店も並びます。
骨董市側はさらに混んでいる〜
こんな古いカメラ屋さんはいくつかあってどれもとても魅力的…
ものすごい魅力的なんだけど、どの程度動くのかが読めなくて買う勇気がでなかった…笑
ウェッジウッドの食器やシルバーウェアの並ぶアンティーク食器屋さんはこういった室内にあることが多くて、狭い区画にびっしりと商品が並べられています。
このエリアは、結構アジア人のお客さんが多かったので、（中国語とか韓国語、日本語が沢山聞こえました。）こういったアンティーク食器はアジア人に人気があるのかな。
こんな人におすすめ
・一度に沢山のお店をみたい
・人混みもある程度は平気
・骨董市にも興味がある
・アンティークカメラを手に入れたい
・ヴィンテージジュエリーを探してる
・予算£50以内
ヴィンテージジュエリーだともう数箇所ロンドンではおすすめがあるのでまた紹介します！
治安
ポートベローは地元のサイトでも、窃盗レベルが高い方。クライムレートは8/10でかなり高めとされています。一番多い犯罪がやはり窃盗、買い物中の窃盗にも注意とされています。
いつ行ってもかなり混雑している通りなので、窃盗のレベルが高いのは納得。日本人はかなり注意が必要です。口が開いているような鞄はさけて、貴重品はしっかりと肌身離さず持つようにしてください。
それからマーケット内のお店も偽物を扱うお店も出てきているようなので、その辺も注意。安いからといってガラクタを買ってしまわぬよう（ガラクタかもと思ってそれでも好きだと思って買う分には良いと思うのですが）気をつけましょう。
ちなみに、窃盗以外に歩いていて身の危険を感じたことはありません。日中であれば私は一人で買い物に出かけることもありますが、怖い思いをすることはなかったです。ただ、マーケットの開いている日中の明るい時間に行くようにしてくださいね。
人混みでの警戒は必要だけど、市場目的であれば日中いくと思うのでそこまで肩肘はらなくても個人的には良いかと＾＾
Portobello roadにすぐ近くにとまるバスもありますし、最寄駅はLadbroke Groveまたは、West bourne parkの地下鉄の駅でそれぞれ徒歩10分ほどで着きます。
Portobelloの詳細はこちら
| 住所 | Portobello road, W10 5TD |
| 営業時間 | (月〜水)9:00-18:00 (木) 9:00-13:00 (金〜土)9:00-19:00 |
| 定休日 | 日曜日 ＊クリスマス期間や元日は営業時間の変更や休みとなることもあります。 |
| インスタアカウント | @portobellomarketofficial |
曜日によって出店しているお店が違うので注意。ヴィンテージの古着メインでみたい方は金曜日がおすすめ！
| 土 | ＊骨董市メインの日：骨董市、ファッションや小物、野菜フルーツ、食べ物 |
| 日 | マーケットは定休日、周辺のお店は開いてることもあり |
| 月〜水 | 土曜ほどは大きくないけど野菜フルーツ、ファッション、食べ物マーケットはあり |
| 木 | 内容は月〜水と同じだけど、半日しか開いてない |
| 金 | ＊ヴィンテージメインの日：ヴィンテージファッション、野菜フルーツ、食べ物、アンティークショップ |
